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インディペンデンス (CV-62) : ウィキペディア日本語版
インディペンデンス (CV-62)


インディペンデンス (USS Independence, CVA/CV-62) は、アメリカ海軍航空母艦フォレスタル級航空母艦の4番艦。その名を持つ艦としては五隻目。ミッドウェイ (''USS Midway, CV-41'') の後任として横須賀に配備された空母であり、最後の母港も同地であった。
==艦歴==

===1960年代===
インディペンデンスは1958年6月6日にニューヨーク海軍工廠海軍長官トーマス・S・ゲイツ夫人によって進水し、1959年1月10日に初代艦長R・Y・マッケロイ大佐の指揮下就役した。
就役時最新の超大型空母であり、慣熟訓練をカリブ海で行い母港のバージニア州ノーフォークには1959年6月30日に到着した。8月25日にエド・デッカー少佐操縦のA3D スカイウォリアーが発艦試験を行った。同機は38トンの重量で、空母から発艦した最も重い航空機であった。
インディペンデンスは就役後ヴァージニア岬から演習訓練を行い、1960年8月4日に地中海への最初の巡航に向けて出発した。紛争地域の平和維持力としての第6艦隊に加わり、地中海東部での展開後1961年3月3日にノーフォークに帰還する。同年の残りは大西洋岸で訓練と作戦準備に従事した。
インディペンデンスは1962年4月19日に第六艦隊の支援任務に出航する。ベルリン問題に対するジョン・F・ケネディ大統領の強い姿勢を反映し、インディペンデンスは緊張の増加する水域に展開した。8月27日にノーフォークに帰還し、10月11日にカリブ海に出航する。キューバ危機進行中の10月24日にケネディ大統領によってインディペンデンスはキューバの海上封鎖に投入され、アメリカ合衆国の強硬な意思を表した。インディペンデンスはプエルトリコ沖に到着、海上封鎖に参加し、ソ連は結局キューバからミサイルを撤去した。その後インディペンデンスはノーフォークに11月25日に帰還し、東海岸での演習、ノーフォーク海軍造船所でのオーバーホール、グアンタナモ湾での訓練を行った。
インディペンデンスは1963年8月6日にノーフォークを出港し、ビスケー湾でイギリス、フランス両軍との合同演習を行った後8月21日に地中海に入り、第六艦隊所属で作戦任務に従事する。地中海でインディペンデンスはNATOとの演習で、トルコ軍降下部隊支援、偵察、通信および輸送船団攻撃支援を行った。1963年10月7日にキプロス共和国のマカリオス初代大統領が艦を訪問する。その後アドリア海で行われたアメリカ - イタリア両軍の合同演習にイタリア軍パトロール魚雷艇と共に参加、続いてアメリカ - フランス両軍の合同演習ではフランス巡洋艦コルベール (''Colbert, C611'') と共に、インディペンデンス艦載機とフランス軍迎撃機の模擬空戦を行った。インディペンデンスは1964年3月4日にノーフォークに帰還する。
ニューヨーク沖、フロリダ州メイポート南方での訓練演習の後、インディペンデンスはノーフォークを1964年9月8日に出航、ノルウェー海フランス沖でのNATO演習に参加する。ジブラルタルに寄港後11月5日にノーフォークに戻り、オーバーホールのためにノーフォーク海軍造船所に入った。
1965年5月10日、インディペンデンスは初の太平洋艦隊での任務に就く。七ヶ月にわたるその任務ではベトナム沖の南シナ海で100日に及ぶ作戦活動が含まれた。インディペンデンスはベトナムに展開した五番目のアメリカ軍空母であった。インディペンデンスと第7航空団は1965年6月5日から11月21日までの活動で海軍部隊栄誉賞を受賞している。部隊は北ベトナムのハノイ - ハイフォン間の輸送路に対する最初の大規模攻撃を行い、航空史上初の空対地ミサイル攻撃を行った。空母は北ベトナムの軍事補給目標に対する昼夜を問わない定期的な攻撃を継続し、7,000回に及ぶ出撃を行った。
:''"The superior team spirit, courage, professional competence, and devotion to duty displayed by the officers and men of Independence and embarked Attack Carrier Air Wing Seven reflect great credit upon themselves and the United States Naval Service."''
「インディペンデンスおよび第7航空団の士官及び兵士による優れたチーム精神、勇気、専門的能力、義務への専念は、彼ら自身とアメリカ海軍の任務に大きな信用をもたらした。」
インディペンデンスは母港ノーフォークに1965年12月13日に到着した。1966年前半にインディペンデンスはノーフォークで搭載航空団の補充と訓練を行い。5月4日にオペレーション・ストライケックスに参加した。6月13日に第六艦隊所属下でヨーロッパでの作戦に参加するため出航し、7月から12月までNATO軍との演習を行う。その後1967年まで第六艦隊での活動を継続した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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